屋久島生活の断片 / 屋久島方丈記

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2021年2月1日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.056」の記事です。

わが家では移住以来かなりの年月夏季でも外開きの玄関ドアはハエや蚊が入ってこないように常閉していたのだが、大分前に夏場の通風よくするために内側に網戸を設置し開けておけるようにした。そうする前はドアクローザーは内側に取り付けてあったのだが、網戸を付けると動作アームが網に当たってしまうので、ドア外側に設置するタイプに交換した。

そうしたあと、季節によるが小鳥あるいは大体はジョウビタキかと思われるが、ときどき飛んできてそのアームに止まるようになって、そのときに糞をすることもありドアの外の床面が糞で汚れるようになった。



上: 落ちた鳥の糞(対策前)
下左: 対策前のドアクローザー  下右: スパイクもどきの対策後のドアクローザー

長年それはしようがないかと思ってやられるままにして来たのだが、先日テレビニュースか何かで街中にハトが住み着いて店の前とかマンションのベランダに糞をされ困っているというようなはなしがあった。そのときベランダの手すりにハト除けスパイクを付けても効果なく止まったりすることがあって困っているというはなしもあった。だがその番組を見ていて私は小さい鳥ならもしかしたら効果があるかも知れないと思い、ネットで鳥除けスパイクなるものを検索してみた。

ステンレスの比較的長い針金を剣山の針のように上に生やしたようなものだった。それを見て私はステンレスの細い針金をドアクローザーのアームに生やしてみようと思いついた。そして長めに針金を切りその中央部をアームに巻き付け長い角2本を上に出すようにして、全部で針金10本、角にして計20本生やすようにした。そうしたらそのあといまのところ小鳥は止まりに来ないようである。そばの庭木などには来ているので効果はあるのかも知れない。



(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.270  車の鳥糞対策_ジョウビタキの糞害  (2015.03.02)

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2021年1月26日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.055」の記事です。
                   
わが家は夫婦二人とも高齢者でワクチンを接種するかしないかの議論には大いに関心がある。そしてこの1月ネットでワクチンの効果をどう考えるか解説している記事を見た。そこには解説者が言うところの無効率という考え方を導入し、いわゆる有効率と無効率そしてそれらから導く接種必要数からワクチンの効果を見たらどうかというはなしが出ていた。

まず、それぞれの指標の定義がどういうものかということだが、

有効率: 「ワクチンを受けた時」に「発症した人」が減る割合
      (「発症するというデメリット」を減らす率)
  有効率(%)={1−(接種者の発症率)÷(非接種者の発症率)}×100
無効率: 「ワクチンを受けなかった時」に「発症しない人」が減る割合
      (「発症しないというメリット」を減らす率)
  無効率(%)={1−(非接種者の発症しない率)÷(接種者の発症しない率)}×100
接種必要数: 1人の発症を防ぐのに必要な接種人数
  接種必要数=[1÷{(非接種者の発症率)−(接種者の発症率)}]

それをワクチンの治験結果に適用すると、
・ファイザー社のワクチンでは、
「受けた人」=19,992(人)  そのうち、 発症した人=8(人)
「受けなかった人」=19,838人  そのうち、 発症した人=162(人)
有効率=95.1(%)  無効率=0.77(%)  接種必要数=129(人)
・モデルナ社のワクチンでは、
「受けた人」=14,995(人)  そのうち、 発症した人=5(人)
「受けなかった人」=14,910人  そのうち、 発症した人=90(人)
有効率=95.1(%)  無効率=0.77(%)  接種必要数=175(人)

解説記事には、「無効率」からの視点では、ワクチンを「受けなかった場合」でも、ほとんど「発症しないというメリット」は減らないということだとある。そして、ワクチンの効果を示す時には、有効率、無効率、接種必要数、その他の情報を開示して、受ける場合だけではなく、受けない場合のメリット・デメリットも出すことが必要だと述べている。接種せよと言うのに都合の良い情報だけでの論議は問題だと指摘しているようである。

この記事を見ると、私はやみくもに接種しなくてもよいように思えたのだが、無効率がいくつ以上になったら、あるいは接種必要数が何人以下だったら、接種すべしという判断基準は示していない。感覚的に数値を見るのでないならその辺まで書いてあるとよかったのだが、解説者にもはっきりしないから出さなかったのかも知れない。そういうはっきりしないものだということなら政府なり専門家が接種を推進するに当たっての判断基準はどうだったのかも気になって来る。やはりいろいろな情報を知りなるべく納得したいものである。

ところで、こういうやり方が適当かどうか分からないが、ワクチンをどのくらいの国民に接種すればよいのか気になって計算してみた。

・ファイザー社のワクチンでは、
「受けなかった人」=19,838人  そのうち、 発症した人=162(人)
そこで、 発症率=(162÷19,838) とすると
      人口1億人で 発症人数=(100,000,000) X (162÷19,838)=816,610(人)
      総接種人数=(接種必要数 129) X 816,610=105,342,690(人)
・モデルナ社のワクチンでは同様にして、、
      総接種人数=(接種必要数 175) X 603,620=105,633,500(人)
これで行くと、発症者をなくすには国民全員接種しないといけなくなることになる。


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2021年1月25日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.054」の記事です。

コロナ禍のなかリモートワークに限らず田舎暮らしを求める話題を見聞きする機会が多くなった気がするが、この新年3日に見たネットのニュースサイトにある記事が紹介されていて、そういう流れに呼応してか田舎暮らしの現実として理不尽な怒りに直面するリスクは常にあるということで土下座した実例を挙げて紹介している内容だった。理不尽な怒りは、習俗の壁、人柄の違いあるいは本人の勘違いや理解不足によって起こるのかも知れないが、個人ではその不条理を簡単に解消することはできないということである。

私に言わせれば、そんな例は極端に過ぎるが、慣れた環境から異なる土地に移ろうと思うならば、多少なりとも違和感を感じることがあり得ることは覚悟の上でしろということである。大方は支障なく田舎暮らしが出来る。ところで私たちは26年前、当地に移住して来ていわゆる田舎暮らしをしているわけである。移住して来て以来、ひとの噂ばなしや評価じみたはなしはなるべく慎んで来た。それでもひとの主張することを黙って聞いていただけなのに、どこかでそのひとがあいつも自分と同じように言っていたと吹聴されたり、気を許してひょっと漏らした言葉が聞いたひとの受け取り方によって意図しないかたちで他人に伝わってしまったことがある。そういう経験もして私はかなり慎重に行動するように努めて来た。

そうして25年以上暮らしていても、自分では思い当たる節のないのに何か自分が相手に気に障ることを言ったりしたことかなんかで、いつもと違う空気になっているのではないかと気になることがある。あるいは腰痛などで体調がよくないからか、ここのところ朝目覚めると変な夢を見たようでその夢の不快感だけが残って尾を引いている感じもある。この感覚は直接の行動や言葉のない何となく受けている自分の気持ちへの圧力みたいなものである。誰かに何かされたり言われたりしているわけではないが、何か分からない圧が掛っているような感覚になることがあるのである。

私はただ安心して暮らしたいだけなのだが、ここのところコロナ禍でこもり気味の生活をしていて気分もこもり気味なのでそんな感覚になることが多いのかも知れない。それで何となく憂鬱になったりするときがあるのである。あるいは住み移りはもうなしと思い定め残照録と題して記事を書くという覚悟はしたものの、田舎のひとに為れない田舎暮らしをしに来た自分の深層に潜む感覚なのかも知れない。



(参考)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.133  陰口・悪口を聞いて予断を持って失敗  (2012.11.12)
屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編:
  No.44  噂というもののこと  [2001(H13).03.26]

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2021年1月18日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.053」の記事です。

数年前にTV配信が同軸ケーブルから光ケーブルになったのだが、変更工事で業者が破風にアーム状のブラケットを取り付けそこに本線から分岐したケーブルを引き込んでくれた。本線とブラケットが平行に近い位置関係なので引き込みケーブルはブラケットを横方向に引っ張る感じになっている。


左上: いままでのケーブル(鳥が止まっている)の状況
左下: 台風後のケーブルのたるみ(破風のブラケット固定ネジ半抜けで)
右: 新しい位置にケーブル引き込み(一番手前)

そこを12月半ばに何の気なしに見たとき違和感があった。そこでよくよく見たらそのブラケットが横にずれて見えた。破風の延長線にあるべきものが外側に傾いている。なぜかと思ってよくよく見てみたら固定しているネジが浮いている。それでその原因は何かと考えてみた。多分9月の台風10号のとき、強風でケーブル本線が大揺れして引き込みケーブルが張りつめてブラケットを横方向に引っ張ったからと思われる。

早速、電器店に電話してケーブル引き込み部の変更を依頼した。電話線や通信用光ケーブルと同様の破風に直角方向に力を受けるようにネジ止めする小さいブラケットに変更し、引き込みケーブルのたるみは台風で耐えたブラケットが抜けかけたあとに近い状態にして固定してもらった。

前に付いていたブラケットは外してもらったのだが、外したら中空の内部に水がかなりの量溜まっていた。また取り付けネジ部の破風には台風では剥されかけたときに出来たと思われるむしれがあった。破風の穴あき部分はコーキング処理した。以前破風ではないが他の部分で何かネジで取り付けたところが長期経過する間に水がしみ込んだためか木材が腐りネジがぶかぶかになったことがあるので前のブラケットではいずれネジ部の破風が腐って外れたかもしれない。



屋久島暮らし残照録・日誌編:
  No.028  台風10号屋久島直近を通過  (2020.09.08)

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2021年1月1日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.052」の記事です。
                   
昨年11月に突然左脚のスネが痛くなった。歩く痛くてしようがない。6年くらい前には右脚のスネが痛くなり、そのときは整形外科に行ったのだが疲労骨折かと疑われレントゲンを撮ったりしたが何でもないということで鎮痛塗り薬をもらっただけだった。そのときは薬を塗っても効果はなく、かなり長期間我慢して過ごしているうちに痛みが消えて行った記憶がある。

そこで今回は自分でスネを指圧マッサージしてみることにした。痛い外側の筋みたいなところを足首から膝下まで指圧してみた。そうしたらモモの前側すなわち座った姿勢での上側の筋みたいなところにも響く感じがあったので膝上からモモの付け根辺りまでの筋みたいなところも指圧した。それを何日かしていたらスネの痛みは軽くなってきた。

しばらくそうしていたらスネの痛みがなくなって、よかったなと思っていたら何日か経ったら今度は左の尻すなわち骨盤の中間くらいの左尻のへこんでいる辺りが痛くなって来た。そこは今回スネが痛くなる前の10月末ころ植木の枝切りなどをするとき姿勢を保つためにまたがっていた脚立を両脚で力を入れ挟んでいたときに若干痛いような違和感を感じたところである。

そしてその左尻の痛みが日を追って強くなって歩くに支障が出そうなくらい周囲にも及ぶようになって来た。朝起きたときは痛みは比較的少ないのだが夕方頃になると歩くのが辛いくらいに痛くなって来る。そこで同様の痛みもあった腰が痛いときにやった筋膜リリースをすればよいかとトリガーポイントボールを以前したようにそこに当てて押圧した。しかし何回かやったのだが効き目がなく痛みはさらに悪化したような感じになった。

そこで筋膜ではなく神経の問題ではないかという気になって、それならいわゆる坐骨神経痛ではないかと思って、坐骨神経痛の関連本をネットで検索してみた。その中のある本のレビューに筋膜リリースすればよいかとやったら痛みはさらに悪化したがその本の治し方をやってみたら効果があったということが書いてあったので、今回の私のケースもそれと同じだろうと思って、その本「坐骨神経痛自力克服大全(わかさ出版・わかさ夢ムック)」を早速購入し読んでみた。

どうも私の場合、脊柱管狭窄症か梨状筋症候群あたりが付随症状も合わせ該当していると思われた。そこでその本に出ている体操とマッサージをやっていたら一週間もしないで痛みが少なくなって夕方になっても歩いて支障を感じないし布団敷も楽に出来るようになった。痛みが治るまでに二ヶ月くらい続けるとよいらしい。私の場合、腰痛はいままで思っていた筋膜痛とは違った原因もあるようで、原因に合った治し方を試みないといけないようである。

補足: 痛みは不可避の日常か_自力運動療法止められない
痛みはなかなか完全は治らないが軽くなってしばらくして、庭の木の枝を切りたくなって数時間作業したらまた痛みがぶり返してしまった。自分の家のことではあるし庭作業その他軽作業は自分でするしかない。なるべく痛くならないように気をつけながらするしかない。今後痛みが強くなろうがその痛みが軽くなろうが痛みはなくならなそうだから自力の運動療法を持続して行くしかなさそうである。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.528  トリガーポイント圧迫用ボール_腰痛軽減  (2019.07.08)

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2021年1月4日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.051」の記事です。

昨年末ころネットで政治経済関係の記事を読んでいたら、「国民を守れない日本の法律(田上嘉一著・扶桑社新書)」という本が紹介されていたので購入し読んでみた。コロナ禍を機に国民は日本の政治がうまく機能していないのではないかあるいは政府の事態への対処がなぜ功をなさないかというようなことを考えるようになって来ていると思われるが、この本は政府や行政は法の定めるところによって対処するしかないのだが、その法の定めるところが今回のコロナ禍などの緊急事態に対処するには不備があるということを解説してくれている。

私には細かい法の論議は政治家や専門家でないととっつきにくい感じがしたが、以下細かいことはさておいて本の趣旨を自分なりに何となく読み取った気になっての私の感想みたいなものである。

今回のコロナ禍では初め政府が及び腰の感があったが、そもそも政府が非常事態宣言をしても政府が思うような対処方法を各自治体や国民に強制できないというのが根本にあるようである。そして地方自治体が勝手に定めのない緊急事態を宣言したり、定めのない措置を取る可能性について言及したりして、まず国家として政府が方針や対処を決定する前から相談もせずあるいは相談の答えを待たず公言して、何やら危ないという空気を醸し出してしまったようである。政府に意見具申すべき専門家会議あるいはその責任者も政府の判断を待たず勝手に見解を公言してそれに加担していたようである。

日本の緊急事態への対処を定める法では、緊急事態が発生したときに政府内にどういう司令塔を組織するか、そしてその司令塔責任者が政府各省関連機関をその配下に置いて直接指示命令できるようになっていない。また非常事態に備えるにあたって当然組織されているべき機関もなかったりあるいはその任に当たれるように配備されていない。だから緊急事態が発生してからどうするか考え決めてそれから動き始めるから、緊急なのに即時対応が出来ないということのようである。

災害や感染症や軍事衝突など緊急事態では、即応が求められる。平常時にそれらについてどう考えてどんな情報を収集しどんな準備をしておくか決めて実行しておかなければならないわけだが、目先にそういう事態が起こらないと思考を止めて先に進まないのが日本の現状のようである。その最たるものが憲法改正ではないかという気がする。

この際、政府があまり役に立たないと嘆くだけで済まさない方がよいのではないか。先の大戦敗戦で戦前の政治のあり方など戦前の価値観への嫌悪感から大方の国民がその羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹くようになって、戦後の日本のあり方を選んで来た。それがいまに続く強い指導力を発揮させない政治のあり方で、それは国民が選択した結果だったわけである。

今回のコロナ禍という緊急事態でその問題に国民は気づいて来たと思われる。野党の大方や知識人や言論人そして国民などのなかには、いまだ膾(なます)を吹いているひと達は多数いるが、そろそろ国家あるいは政治家が国民におもねず国家国民のためになすべきことを主張し実行するのが本来の使命だと再確認する時期になって来たのではないか。緊急事態にどう備え発生時にはどう対処すべきか、そのときにいたずらに時間を浪費せず迅速的確に対応できるよう法を整備する、そういう責任を果たして欲しい。国民を守れる法律に改正出来るものはそうして足りないものは新たに整備して欲しい。多分この本の言うところはそういうことだと思われる。



(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.402  安倍首相憲法改正メッセージに関する感想  (2017.05.15)
  No.430  憲法改正_発議の責任は国会議員にある  (2017.10.23)

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2020年1月4日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.050」の記事です。

私はAE-10、AE-05を持っているが横幅が広くサイドにもキーがついているので、手が小さくそしてこわばる私には指を動かしにくかったり意図しないキーに触ってしまったりで、なんとなくしっくりこないまま吹いていた。そしてもっと気を遣わず吹けそうだということで今度はエアロフォン・ミニAE-01を購入してしまった。
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しかしそんな言い訳がましい購入理由を言いながら何となく後ろめたい気持ちもある。本当はただいままで持っているものに何かと文句をつけては新しいものを買いたいあるいはちょっと慣れると飽きて来て新しいものを手に入れたいだけだったのかも知れない。

私はクロマチックハーモニカに慣れて来ていたころ風邪か何かでハーモニカを中断したのだが、再開する時洗浄・消毒が出来ないそのハーモニカを吸うのが不潔な感じがしてしまった。そして吸わず吹くだけの楽器でハーモニカに似て音のキーと♯のキーがあって、それにオクターブキーがあるだけのものがあったらなと思っていたのだが当時そういう適当なものがなかった。

今度のAE-01は私があったらよいなと思うものに♭キーがついているだけだから、ほとんど私の思っていたものに近い。そしてスリムだから多分手指が小さくこわばるときがあっても動かすのに問題なさそうだと思って購入したわけである。なぜメーカーは私のような初心者向けに初めからこういう製品を出さなかったのかという気がして残念である。

AE-10やAE-05はサキソフォンにこだわっている感じでサキソフォンをやっているひと向けのウィンドシンセザイザーとして開発したようである。私のようないままで楽器はやったことはなく、ただ頭と手指を使うために吹く楽器がほしいという人間には機能が多くなかなか扱いきれない。

高齢になって頭を使いながら手指を動かし息を吹き込む、それらを一緒に働かせる訓練を兼ねて演奏が出来る楽器として、一応AE-01は私が求めていた吸わず吹くだけのハーモニカ並みの楽器になっているわけである。そしてそれなりの音色は慣れて来ると飽きが来る感じがするが、何と言っても私には吹きやすさが最も関心ある要件だから、持っている四つのウィンドシンセザイザーのうちではまず曲になれるために一番吹く機会が多くなった。しかし曲に慣れて来るとの音色の繊細さに優れたAE-10がやはり吹きたくなる。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.483  ハーモニカからEWIへそして顎関節症  (2018.10.08)
屋久島暮らし残照録・日誌編:
  No.016  エアロフォンAE-10_手が小さいので一工夫  (2020.07.06)

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2020年12月21日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.049」の記事です。

年賀状を止めてこれにしてから三回目だと思うが、状況報告を兼ねた年末挨拶状である。戯れ歌は従来から頭のトレーニングとして考え年一回の挨拶に付けることにしていたものを継続して付けている。
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(以下、状況報告追加)
わが家では、コロナ禍騒ぎになってからほとんどひと月に数回しか外出しない月日を過ごして来た。その間の生活の変化の大きなことは、私が食事の準備など台所仕事をかなりするようになったことである。

私が家でいままで家事でしていたのは、毎日の朝の布団上げ、夜の布団敷き、ゴミが溜まったらゴミごとの指定日の朝500mくらい離れた県道横のゴミステーションに車でゴミ出しに行くこと、夕方は毎日浴槽を掃除し湯を張ること、乾燥する季節には定期的にする加湿器の掃除くらいだった。

昨年後半、私が食事管理にこだわるようになってからは妻が献立を考えるのに合わせ、私が毎食のカロリーと塩分などの計算をし必要なときは加減をフィードバックするようにしていた。何ヶ月かそういう状態が続いたのだが、妻に毎日栄養価を気にしながら献立を考える負担を強いて来た感がある。それに気づいてから、定番的な毎日の朝食について私が先に着手できるときは最低でも30%くらいは準備をするようになった。また昼と夜は食器類の準備と定番的な食べ物あるいはこれと事前に分かっている食べ物について私が準備しておくことが多くなった。

そういう生活パターンになって妻の苦労を改めて知ったわけだが、、かなりの時間台所仕事にとられて、読書する時間、パソコンで情報を見たりホームページの記事を作成する時間、ウィンドシンセサイザーを吹いて頭と手指などを働かして楽しむ時間、そして録画したテレビ番組を見る時間、その他ぼけっとしている時間などがかなりしわ寄せされた感がある。

そして時にはそういう時間にとらわれず必要時に庭の芝刈りや木の剪定やペンキなどの家の軽い補修などをする必要も出て来るのだが、年をとったからか常にどこかしら身体が痛かったり、坐骨神経痛か腰から足まで痛くて足を引きずらなければいけないときもあって、大きな枝切りの際初めて集落の高齢者向けボランティア活動のお世話になったこともあった。

身体の痛みなどを我慢して自分で剪定作業をしたときには、手指がこわばって機械の操作が思うようにいかず怪我をしてしまった。わが家では妻は高齢者、私は後期高齢者なのだが、今年初めて10月ころから三回にわたって集落の高齢者見守り隊などの訪問を受け、特に生活に支障はない旨応答した。12月に入って見たテレビ番組で、支援の手が届かない高齢の夫婦ふたりの家庭で動けない妻を介護していた夫が疲れ果てて心中を図ったのだが、高齢者家庭でも夫婦ふたりの家は支援対象になっていないのが問題かもという指摘がなされていた。そういう報道を見かけたとき、わが集落では夫婦ふたりの家も見守ってくれていると思って心強く思った次第である。



(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.557  年末の挨拶状・2019_年に一度の状況報告  (2019.12.27)

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2020年12月14日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.048」の記事です。

報道では、政府が温室効果ガス50年実質ゼロの達成に取り組む姿勢を国際社会に示すのが狙いで、国内の新車販売に関し2030年代半ば以降はガソリンだけで走行する車以外電動車とする目標を設定する方向だということである。実施されればその後は電気自動車(EV)や電気とガソリンを併用するハイブリッド車(HV)などの販売となり、ガソリンのみで走行する自動車は販売できなくなるようである。

私はもうその影響を心配する年ではない気がするが、そもそも温室効果ガスを実質ゼロにするための一つ政策目標として出てきたわけである。私はそうなら順番が違うのではないかという気がするわけである。温室効果ガスゼロのためには、そうなった場合の温室効果ガスを排出する車両や装置、設備なども電動化などをしなければいけなわけである。ところが報道によると政府で開いたのは2030年代半ばに向けた自動車電動化の課題検討会みたいで、電動化の進め方と充電のための電力需要増にどう対処するかそして電動化の効果が損なわれないように発電設備の更新や増強をどうするかが話題に上がっていたらしい。

全個体電池や水素とアンモニア発電が頼みのようだが、私が思うにまず温室効果ガスを実質ゼロの社会が成立するために供給すべき電力量はどのくらい必要になるのか、そしてそれを賄うために温室効果ガスを排出しないよう発電設備の更新や増強をどう進めるのか。そしてその展開計画策定に当たっては温室効果ガスを排出する車両や装置、設備などの電動化などをどう各分野に割り振るかという計画がないはずはないわけである。そういう計画に沿ってガソリン車は例えば2030年代半ば以降販売できないようにすると言うのが筋だと思うわけである。

政府が温室効果ガス50年実質ゼロの達成に取り組む姿勢を国際社会に示すのが狙いだけで自動車電動化をぶち上げたということでないならば、何と何をどうして温室効果ガス50年実質ゼロを達成する計画なのか、そして想定する将来の姿がどういうものなのか説明して、その中の自動車についてはこうするというような政策目標発表の仕方をして欲しいわけである。思い付き的展開でない達成見通しのある計画であることを納得・理解したいと思っている。



(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.429  EVシフトとそのための電力  (2017.10.16)

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2020年12月7日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.046」の記事です。

わが家では3月27日スズメバチトラップを仕掛け始め、掛かり始めは4月10日でコガタスズメバチが1頭だった。そのあとは5~7月はそこそこ掛かったが、8~9月はほとんど掛からなかった。そして10月になって少しかかるようになった。


左:11月11日に掛かったオオスズメバチ4頭  右:11月2日掛かったヤモリ

10月になってから掛かるのはコガタスズメバチが続いたが、12日に久しぶりに小振りながらオオスズメバチ1頭とコガタスズメバチ1頭が掛かったので、これで今年は終わりかなと思ったら翌日はオオスズメバチ2頭とコガタスズメバチ1頭が掛った。それでもう少し掛かるかと期待して待ったが、22日にコガタスズメバチ1頭掛かってそのあと掛からなくなった。

11月2日には、いつもスズメバチ以外にゴキブリとか蛾が掛っているのだが、いつもと違ってヤモリの子も掛っていた。これは長年スズメバチトラップを仕掛けていて初めてのことである。そのあとこれから掛らない日が続いたならスズメバチトラップを撤収しようかと思い始めていたところ、11月11日久しぶりに大きさにかなりのばらつきがあり痩せている感じもあるオオスズメバチが4頭掛かった。もしかしたらこれは女王バチが飛び立ったことを示しているかも知れない。

そのあともう少し掛かるかと様子を見ることにしていたら、11月14日コガタスズメバチ1頭が掛ったが、スズメバチトラップの液がかなり減ってきている。そこで新に入れるにもカルピスのストックがなくなっているので、液が減ってトラップとして用をなさなくなったら撤去することにした。そして11月22日スズメバチトラップを撤去した。今年のわが家でのスズメバチの捕獲の最後は11月14日だったことになる。



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