2020年2月24日の「屋久島方丈記・日誌編:No.569」の記事です。

移住してきたころからかなりの間、わが家へ農道から下って来る坂道の脇の木の枝に擦って車が傷つかないようにあるいは散歩で車をよけやすいように、そしてまた宅急便などの大きめの車にも上の方の枝が擦らないようにと、私は枝切りを何年か毎にやって来た。近年は比較的最近引っ越してきた人が代替わりしてくれた感じになっている。


     左: 枝切り前                                            右: 当該箇所枝切り後

その坂道の一部に電話線やテレビケーブルに道脇の木の枝が当たる箇所がある。私がまだ脚立の乗ってバランスを崩しても何とかこらえることが出来たころは、脚立の上に立ってその木の枝が電線に当たらないよう上部を枝切りしていた。しかしそういう動作に不安を覚えるようになってからはそれもしなくなった。

以来、その部分の枝が伸びて電線が枝の中に隠れるようになって久しい。昨年はテレビケーブルが同軸ケーブルから光ケーブルになった。まだ開通に至っていないが今年になって通信ケーブルが敷設され、電話線とテレビと通信用の各光ケーブルがその箇所の木の枝の中を通っている状況になった。光ケーブルが見た目細く何となく弱そうに見えて、私は大風や台風のとき枝が揺れて損傷を与えないかと気になってしまった。

そこでその道路に接する家のひとに一緒に道路脇の電線を埋もれさせている木の枝を切ろうと誘い、木の上端が電線下1mくらいの高さになるように枝切りをした。枝切り作業は私がしたのだが、さすがに私は脚立の上に立つのは不安があるので脚立の中間高さくらいに上って購入していた柄の長さを調節できる枝切り用鋸で枝切りをした。これで大風や台風で心配する損傷の可能性は大分低減したのではないかと思われる。その個所から下流の利用者は8軒はある。わが家からその枝の箇所がよく見えるので気づきやすいので何となく私が動いてしまうのだが、他のひとたちが気になっていなかったのなら私が神経質すぎるのかも知れない。

なぜ私が神経質になるかと言えば、2014年台風で家の近くの高圧電線が切れたことがあるからである。電柱間の木々が茂っている中を電線が通っているところがあってその木々の枝が大風で揺れて断線させたようで、そのあとJAの電気係が大々的に線の下の木々を伐採してくれたことがあった。それで電線に木の枝が当たっている状況をみるとそれを思い出して気になるのである。



(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.247  台風18号_高圧電線断線  (2014.10.06)

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本ブログは、屋久島移住5年くらいして始めたHP:「My logbook:屋久島生活の断片」(2000.05~2010.05)と、そのあとを引き継ぎいまに至るHP:「My logbook:屋久島方丈記」(2010.06~)における「日誌編」や「偏見ご免のたわごと編」の中から、最新記事あるいは最近の出来事で思い出した過去記事と、その関連記事を紹介しています。