2020年8月10日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.023」の記事です。

先日、友人からコロナで行動自粛のなかボケ防止に何かしているかと問われ、私はホームページの作成とウィンドシンセサイザーを吹くのがそれに該当すると思われると返事した。ホームページの作成は20年くらい継続しているが、SNSには収まらない比較的長めの文章を首尾一貫して矛盾なく書くトレーニングの意味合いを込めてやっている。これは頭を使うがキーボードを打つだけなので多分手指の動きと頭の連動効果は薄いかも知れない。

そういうこともあって、近年楽器をやることにしたのだが、いまはウィンドシンセサイザーを吹くことをほぼ毎日やっている。これはボケ防止によいかなと思って始めたものである。目的がそういうことだから、うまく演奏できるようになればそれに越したことはないのだが、私は生来音痴でリズム感もないからただ聞き覚えのある曲の楽譜を読んで指でキーを操作し息を吹いて音を出すだけで、音楽的な評価に値しない演奏だと思われる。それでも回を重ねるとスムーズに吹けるようになる曲もあるので少しは練習の効果は上がっているようである。

そのもう一つの効果だが、私は以前から血圧測定の上の血圧、下の血圧、脈拍を毎朝血圧手帳からPCに入力しているのだが、以前は三つの数字を一度に憶えて入力出来ないときが多かった。それが楽器をやり始めて大分経ったいまは三つの数字を一度の記憶でPCに入力できるようになった。私はボケ防止の効果があってこうなったのではないかと思ったりしている。

私が友人にホームページの作成とウィンドシンセサイザーを吹くことと返事したあと、もうひとつボケ防止に役立っているのではないかと気が付いたことがある。それは昨年9月ころから始めたことである。ちょっと気になることがあって病院に行ったとき事前申告で調査用紙に夜間および日中の小用の回数とか生活行動を細かく記入することを求められた。私は例えば夜間何度トイレに行ったかなど正確に憶えていない。昨日何を食べたかなどは、当日の昼の内容も夜には定かでないときもあるほどだから思い浮かばない。これではまずかろうと思うようになって、毎日健康関連事項を主に小型ノート(A6)に万年筆で記録することにした。

毎日、何かした都度それを万年筆で日誌に書き込むことにした。これは一回に一行文字を書くことを一日20回くらいやるのだが、もしかしたらこれもボケ防止に効果があるかも知れない。これも行動と連動して頭と手指を使うのでそんな気がしたわけである。そして私のノートはいま3冊目に差し掛かっている。

そのノートの各ページのその日の項目は以下のようである。
夜間の排尿回数と水分摂取量、起床後の体温・血圧測定値、
日中の水分摂取量(摂取時毎回追加記録し累積)、
朝食内容、薬服用内容、排便状況、体重測定値、朝の自己流体操の有無
午前の間食内容、高血圧対策グリップ運動実施の有無、
昼食内容、午後の間食内容、フィットネスバイク運動したときそのカロリー数、
入浴の有無、夕食内容、就寝前体温・血圧測定値、一日の食事栄養集計値、
日中排尿回数、その他(例えば体調不良時はその内容記録、外出時は行き先と目的の記録など)



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