2020年9月8日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.028」の記事です。
      
台風10号は猛烈な強さで来ると発生直後から注意喚起されていて、屋久島直近を通りそうだということになって、TVで4日中に対策するようにと盛んに言っていたので、わが家では4日の夕方に窓と雨戸の戸袋出し入れ口に防風板を取り付け、家の周りの飛散しそうなものを片付けた。早すぎるかなと思ったが5日の朝には雨が降ったり少し風も強くなって来たのでそれでよかったようである。

屋久島は5日の22時前くらいに強風域に入ったようである。暴風域には6日の昼12時前に入ったようである。わが家では午後になって停電があり、それはすぐ復旧したが、15時ころ停電になってからは7日の14時30分頃までずっと停電だった。停電になってしばらくして外で大きな音がした。あとで知ったのだがわが家の7m高さくらいの木の枝の一つが高さ3mくらいで折れて落ちていた。最接近は6日の夕刻だったようである。

わが家は東西方向が長辺の長方形だが正確には長辺が東南東ー西北西方向である。今回台風が接近中はほとんど東南東の風、つまり家の東側の壁に直角方向から吹いていた感じである。直近を通過するころから風はだんだん南寄りから西寄りになっていったと思われる。

7日3時ころには暴風域を抜けたようで、そのころ小用を足しに行ったとき風はそんなに吹いていない感じだった。6時ころ起床したが台風一過という感じでときどきちょっと風が強く吹くが、いつものことと言う感じだった。平成8年(1996年)の屋久島直撃の台風と比べると今回の強さはそれに及ばなかった印象である。25年以上前のことを知っている近所の人もそういう感想だった。

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わが家には気圧計があって、気圧が下がるたびにメモリー針を動かして見ていたのだが、最低は973hPaくらいだった。後から見た進路予想図には945hPaとあったが直近と言っても離れているとこれくらい違うもののようである。
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  No.14  台風対策のこと(1)  [2000(H12).08.01]
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