2020年9月14日の「屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:No.029」の記事です。

シロアリ対策の床下撹拌ファンを設置したあと部屋の設置場所上に行くと床下からファンの作動音がかなり大きく聞こえていた。比較的高音(シャー音)でその場所付近でしか気にならないのでそんなものかと思っていたのだが、しばらくして特に梅雨どき窓を閉め切っているとき設置場所の部屋の対角のソファに座って読書をしたりしているとブーンという音がするのが気になった。湿気と木材の性質に関係があるのかも知れない。そこで業者に見てもらったのだが、見に来た季節が違ったのもあるかも知れないがどこでもこんなものだと軽くいなされて、こっちもしょうがないかという気になってしまった経緯がある。

ことしも梅雨どき窓を閉め切って読書をしていたら比較的低い音(ブーン音)が気になってしょうがなくなった。そこでまた業者に見てもらいたいと窓口に連絡した。そうしたら8月20日になって業者の仕切り役が来て、またどこでもこんなものだと軽くいなされそうになった。そこで私は設置場所付近で聞こえるファンそのものの作動音ではなくファンの振動が離れた場所に伝わって音を出しているのが問題なのだというようなことを言ったつもりなのだが、言い方が悪かったか意が伝わらなかった。

そこで翌日窓口に、作動音は比較的高い音(シャー音)だがそれを問題にしているのではない、問題にしている伝搬音は比較的低い音(ブーン音)である。取り付け位置や取り付け方法、つまり施工に問題がないか調べて必要なら対応して欲しい、ということをメモにして伝えた。そうしたら業者が調べて対応してくれるということになって、8月30日作業担当者が来て調べて対応してくれた。

ファンは床下の大引きに取り付けられていたのだが、大引きと床束に斜めに取り付けられている補強板にファンの一部が接触気味でそこから振動が伝わっているのではないかということで、接触しないよう位置をずらして大引きに取り付け直してくれた。そうしたら設置場所床上で聞こえる作動音も低くなった。そしていまの季節では伝搬音は気にならなくなったので次の梅雨どきも気にならないのではないかと思われる。

8月20日ころあるテレビ番組でマンション上階の部屋でブーンという異音がして眠れないということで、調べたら直下の地下30mくらいで地下鉄のトンネル工事をしていて岩盤掘削時の振動が伝わって来て異音を発生していたというはなしをやっていたが、それと同じようなことである。地下鉄工事はそのうち終わるが、ファンの伝搬音は対策するまで終わらないのでちょっとしつっこいかと思ったが諦めず問題提起したら改善されたようなのでよかった



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屋久島方丈記・日誌編:
  No.266  床下撹拌ファン注文_会話の上手さに釣られて  (2015.02.16)

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